会社概要

沿 革

沿 革

2002年 2月 『㈱フィールテクノロジー』(島根県)が氷感庫の研究開発・製造・販売を開始する。
2013年 4月 『㈱以輪富』(福島県)が、同社の1事業部として氷感事業を継続する。
2016年 9月 同事業部を『㈱氷感』として子会社化。又、クオンタムリープグループと提携し、同社、中村智広氏を副社長に迎える。
2016年 11月 JR貨物にて次世代コンテナ用に氷感システムが採用される。
2016年 12月 食肉業界大手『スターゼン㈱』が、氷感熟成肉を販売開始。
2017年 1月 物流業界大手『佐川急便㈱』のグループ企業『佐川アドバンス㈱』と代理店契約を締結。
2018年 1月 老舗除電装置メーカー『シシド静電気㈱』と食品保存用高電圧トランスを共同開発し導入を開始。
2019年 7月 『大王製紙㈱』『旭紙業㈱』と氷感専用保存資材『氷感段ボール』を開発。(特許出願中)
2020年 12月 クオンタムリープアジア㈱とPLANAグループが共同で氷感事業を継続。代表に中村智広氏が就任する。

氷感開発ヒストリー

高電圧を用いた鮮度維持技術の歴史は古く、昭和40年代後半まで遡ります。

浅川勇吉先生(日大)が、電場と水分子の関わりを発表し、大手家電メーカーやベンチャー企業で、

電場技術を利用した鮮度保持装置の開発や特許取得が盛んに行われました。

島根でカニ料亭を営んでいた故・三谷明彦氏は、カニの鮮度を維持する方法を探しており、

電圧印可が低温で食材を保存できる方法であることを知りました。

しかし、当時販売していた鮮度保持庫は同氏の満足がいく性能を満たせないものでした。

同氏がこの問題を解決するため、試行錯誤を繰り返していた中、半導体工場などに向けて

静電気除去装置を製造販売するシシド静電気㈱のトランスが、求める性能であることを知り

同トランスを実装した「氷感庫」を2002年に完成させ販売に至りました。

頭一つ性能を発揮した氷感庫は西日本の飲食店を中心に少しずつ普及し、今では農協や大手企業を始め、北海道から九州・沖縄の全国でも運用され、縁の下の力持ちとして活躍しております。